新しい車所有のカタチ「カーリース」って何?仕組みやメリットを大解剖

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2023.03.08 UP

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新しい車所有のカタチ「カーリース」って何?仕組みやメリットを大解剖

近年人気となっている新しい車所有のカタチ「カーリース」は、一体どのような仕組みなのでしょうか。当記事では、カーリースの仕組みやメリットをわかりやすく解説します。また、カーリースを契約する際の注意点やトラブル回避方法もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

カーリースとは

カーリースは月々決められた料金をカーリース会社へ支払い、新車に乗るシステムを指します。わかりやすく説明すると、カーリース会社の車を契約した期間だけ借りて乗れるのがカーリースです。
このように、カーリースはレンタカーや新車購入とは異なる「新しい車の乗り方」として人気が高まっています。

カーリースの特徴

中古SUV車を購入する際のポイント 出典:Ivan - stock.adobe.com

カーリースは、必要とする期間だけ契約を行い、月々の料金を支払って新車に乗れる点が特徴です。昔は商業車での利用が一般的でしたが、最近では個人向けのカーリース車を提供する会社も多く存在します。
そこで、ここからはカーリースの特徴を細かく紹介していきます。特徴をしっかりとおさえて、カーリースをうまく活用しましょう。

カーリース会社から車を借りる

車を使用する権利を得ることが、カーリース最大の特徴です。カーリースは、契約者の乗りたい車をカーリースの会社が購入して貸し出す仕組みになっています。

また、カーリース車の所有者はリース会社になりますが、使用者が契約者個人になるため契約期間中はマイカーと同様に使用できる仕組みです。新車のカーリースを契約する際は、購入するときと同じようにグレードやオプションを選べる点も特徴のひとつといえます。

定額料金に諸費用が含まれている

月々の定額料金には諸費用が含まれています。自分でローンを組み新車を購入する場合、頭金や登録諸費用、月々のローンの支払い、車検代などさまざまな費用が発生します。しかし、カーリース車では契約期間中に必要とされる維持費や車体価格が含まれているのです。
カーリースは合計した総額金額を契約期間で割るため、毎月一定額の料金で済みます。その結果、マイカー購入と比較しても急な出費や車検代などの心配が軽減されるでしょう。このように、維持にかかる費用をその都度支払わずに済む点がカーリス車の特徴です。

契約満了時に選択肢がある

契約満了時は、残価が残っているため返却することが原則です。しかし、契約満了時に複数の選択ができるカーリース会社も多くあります。ただし、カーリース会社によって選択肢や条件が異なるため注意しましょう。
契約満了時には、「次のリース車に乗り換える」「同じ車を再リースする」「リース車を買い取る」という方法を選択でき、それ以外に返却して契約を終了させることもできます。先述したように会社によって内容は異なるため、契約前に条件などを確認しておきましょう。

カーリースに向いているのはどのような人?

中古SUV車を購入する際のポイント 出典:stock.adobe.com

カーリースとは、毎月一定の料金で新車に乗れるしくみになっています。頭金や登録時にかかる諸費用が不要となるため、諸費用を抑えて車に乗りたい方におすすめです。また、メンテナンスや車検費用の諸費用が月々のリース料金に含まれているプランもあります。
先述した通りカーリースは車検代や税金、オイル交換などのメンテナンス費用の心配がないのが特徴です。そのため、月々の出費を安定させたい方や年間走行距離の少ない方、セカンドカーとして使用したい方にもカーリースは向いています。

ローンを組む場合との違い

マイカーローンとカーリースの車両代やオプション代は、月々の料金に含まれているため差はありません。カーリースとマイカーローンの違いは維持費用が含まれているかにあります。

車を購入する場合は税金や車検代、メンテナンス費用などは別途自己負担で支払うことが一般的です。その都度料金が発生してくるため、事前の準備が必要になります。一方、カーリースでは車検や点検などの維持費用が含まれているため、急な出費もなく安心して乗ることができます。

普及率

(一社)日本自動車リース協会連合会(JALA)のデータによると、リース車契約総台数の比率は2021年で15.29%、2022年では37.7%と普及率は年々増加傾向にあります。
このように、日本国内市場において需要が高まってきているのがカーリースです。

カーリースの基本的な仕組み

ここからは、カーリースの基本的な仕組みを解説します。また、レンタカーやマイカー購入との違いもわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

利用期間

中古SUV車を購入する際のポイント 年式・走行距離を確認する 出典:stock.adobe.com

カーリースでは、3年~9年など長期間での利用が一般的です。ライフプランや用途に合わせて利用期間を決められます。週末のレジャーなどで利用できるレンタカーや、短時間で利用できるカーシェアリングとは異なり、長期で使用することを前提としているのが特徴です。

最近では1年未満で利用できるカーリースも増えていますが、定額で利用できるカーリースは長期間利用することで月々の料金がお得になります。料金を抑えるためには契約期間を長期に設定して月々の利用料金を安く抑えることも選択肢のひとつです。

月々の料金

メンテナンスがしっかりされた中古車か確認する 出典:stock.adobe.com

カーリースの料金は、契約期間や車のグレードによって異なります。契約期間の長期設定や車種の選び方によっては、1万円台から設定できるプランもあります。
マイカーローンとの大きな違いは支払いの金利がないことです。それ以外にもカーリースでは、契約満了時の下取り価格「残価設定」により安く利用できる仕組みになっています。

「残価設定」とはあらかじめリース会社が終了時の車の価値である「残価」を設定しておくことによってユーザーが支払うべき適切な「車両本体価格」を割り出す仕組みです。残価設定があるカーリースの場合、残価を除いた価格を月割で支払うため車両価格を全て払うよりもお得に車を使用できる仕組みになっています。

カーリースの日常コスト

メンテナンスがしっかりされた中古車か確認する 出典:stock.adobe.com

マイカーの購入やレンタカー、カーリース問わず維持費用は自己負担です。それ以外にもマイカーを購入する場合には、税金や車検代、メンテナンス費用、保険料等の維持費用も自己負担になり日常コストが多く発生します。

カーリースでは税金や車検代、メンテナンス費用、保険料などが月額料金に含まれています。そのため、急な出費の発生に慌てることがなく、安心できるカーライフが送れるというメリットがあるのです。

ナンバープレートの種類

レンタカーは短期レンタルを目的とした車のため、「わ」や「れ」のナンバーが使用されます。一方、カーリースでは一般車両と同じナンバープレートが付与されるため、カーリースとマイカーの区別はつきません。

さらに、カーリースでは希望ナンバーも取得可能です。希望ナンバー予約センター窓口やインターネットで希望番号申し込みサービスを利用すると、マイカーと同じように希望ナンバーが取得できますよ。

カーリースのメリット

カーリースは、リース会社が所有する車を定額で利用できるサービスです。そのため、マイカー購入やレンタカーにはない多くのメリットがあります。ここからは、カーリースのメリットをわかりやすく解説していきます。

マイカーと変わらない利用ができる

利用者専用の車をリース会社が貸し出すというしくみから、車種やグレード、カラー、オプションなども新車購入と同じく自由に選べます。
このように、マイカーとほぼ変わらずに利用できる点はカーリースのメリットといえるでしょう。

定額料金で新車に乗れる

カーリースの月額料金には、残価を引いた車両本体価格や各種税金や自賠責保険料、登録諸費用などが含まれています。また、初期費用を実費で負担することもなく頭金不要のリース会社も多くあります。

プランによっては新車に乗ることができることがあり、これらの内容が加味された金額で新車に乗ることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

車検や税金の費用の心配がない

車検時にかかる法的費用は、定額料金に含まれています。自己負担は車検の基本料金や部品交換費用のみで済むため、まとまった出費の心配がありません。
出費負担の発生を抑えられることは、大きなメリットといえるでしょう。

サポートが充実している

カーリースの契約期間中は、さまざまなサポートが受けられます。車検時のお知らせやオイル交換の連絡などの忘れがちな項目までサポートを受けられるため、車を初めて所有する場合にも安心です。
また、充実したサポート体制があるため、車に詳しくない方でも安心してカーライフが楽しめます。

ネットで簡単に申し込める

店舗での申し込みも可能ですが、全国展開のリース会社ではネットで簡単に申し込みができます。
ネット申し込みは、車選びや見積もり、審査から契約までをネットで完結させたい方におすすめです。

カーリースのデメリット

これまでにカーリースのメリットを紹介していきましたが、注意しておきたい点もいくつかあります。ここから紹介するカーリースのデメリット部分をしっかりと理解して活用していきましょう。

走行距離の制限がある

一般的なカーリースのデメリットとして知られているのが、走行距離の制限です。カーリースの走行距離は、リース会社やプランによっても異なりますが月1,000km~1,500km程度に設定されていることが多くなっています。
万が一、契約時に設定した距離を超えてしまうと、契約満了時に追加料金などが発生する恐れがあるため注意しましょう。

契約途中での解約ができない

カーリースは、中途解約ができない点もデメリットでしょう。中途解約ができない理由は、リース料金の算出方法が関わるためです。中途解約をすると、残りのリース料金がリース会社へ入金されなくなるため、原則として中途解約が認められていません。

自分好みのカスタムができない

契約満了後には、原状回復してリース会社へ返却することが基本です。そのため、エアロパーツなどのカスタムをしていた場合は満了時に費用が発生します。このように、自分好みにカスタムができない点はデメリットといえるでしょう。

満了時に清算金が発生する可能性も

契約満了時に、車の状態によっては残価の清算金が発生する可能性もあります。返却時の車の状態が悪いと残価の査定価格が下回ります。その場合、精算金が発生する可能性があります。

カーリーストラブル回避の方法

契約満了時のトラブルを回避するためには、どのような対策をしたらよいのでしょうか。そこでここからは、カーリーストラブルの回避方法を紹介していきます。

契約期間やプランを確認

トラブル回避の基本として、契約前に期間やプランを確認しておくことが大切です。このときに、無理のない支払い金額や使用期間を選ぶようにしましょう。

また、月間走行距離やオプションなども考えて契約することが重要です。リース期間中に起こりうるライフプランも考慮して、慎重に検討しましょう。

事故を起こした際の対策を考えておく

カーリースでは原則途中解約できません。しかし、全損事故を起こしてしまった場合、リース契約が強制終了となります。この際に、高額な違約金が発生するため事故には十分注意しておきましょう。一般的な任意保険では、違約金の全額は負担できません。

また、全損事故を起こしてしまった場合をあらかじめ考えて、カーリース専用の任意保険に加入することや、リースカー車両費用特約をつけることで全損事故の中途解約費用が保証されるなど不足の事態に備えることができます。

定額料金で新車に乗る新しいカタチ

カーリースは残価設定により車両本体価格が安くなり、安い月額料金で新車に乗れることが魅力です。また、リース会社独自のサービスやサポートが充実しているため、車に詳しくない人でも安心してカーライフが楽しめる新しいカタチですよ。

当記事で紹介したカーリースの特徴や注意点を参考に、経済的な負担を抑えて新車に乗れるカーリースをぜひ活用してみてください。

グーネット沖縄 編集部
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グーネット沖縄 編集部

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