【総合評価】 三菱の4WD技術とEVテクノロジーを融合させたプラグインハイブリッド車。デビューは2012年だが、2015年のマイチェンでエクステリアをリニューアル。ボディも足まわりの剛性を高めて乗り心地を向上させている。熟成されているのだ。 【良い点】 バッテリーの満充電時は60kmほどのEV走行が可能。電池がなくなってもエンジンが発電もしくは直接駆動するので航続距離に対する不安がない。急速充電も可能なので休憩も兼ねて充電すればEV走行で長い距離を走ることができる。1500W給電コンセントも実用的でバッテリーだけで1日分の電力を賄うことができる。 【悪い点】 EVとして乗れば経済性は申しぶんないが、ハイブリッドモードではボディの重さゆえに一般的なハイブリッドよりも燃費は落ちる。大容量の発電専用のジェネレーターや駆動用バッテリーを搭載するため、サードシートが装着できないのもガソリン車と異なる部分だ。
投稿日 : 2015年10月31日