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投稿者評価
平均
【総合評価】
「エンジンとミッションの搭載位置をもう少し下げてくれていたら・・」とか、「ギア比が・・」とか、「前後コイルにしてくれてたら・・」とか、「もう少しパワーがあったらオンロードが・・」など不満がないことはないのだが、それを補って余りある、全体のバランスの良さは過去、日本で販売されたクロカンが可能な車両としえはズバ抜けて高いのではないかと思う。
「街乗りが可能なクロカン車両」としての評価は極めて高い。
上手く育てればトヨタのインターナショナルなフラッグシップモデルになっていたかもしれないポテンシャルのあった車だけに絶版は残念だ。
【良い点】
ランクルのディーゼルの中では比較的軽量で吹き上がりのよく、レスポンスの良い1PZエンジン。
ギア比は高いが非常に使いやすいR151−Fミッション。(スープラ・ソアラなどと同型)
ほぼ壊れないエンジン・駆動系。
非常に頑丈な操舵系・足回り。
十数年に及ぶ極めて過酷なクロカン走行に耐えてくれたのは評価に値する。
ランクルの他のモデルなどで使っている部品などの流用も利きやすいので、コストパフォーマンスも非常に高く、長期間”現役のクロカン車”として維持出来る。
あと、前後デフロックが純正で存在していたのは評価に値する。
(逆に前後デフロックなしのAT車ってランクルとしての存在意義は?という感じ)
前後リーフ車としては完成度の高いモデル。
現にPZJ70幌はいまだに多くの固定マニアが存在するモデルとしても有名。
【悪い点】
乗用車としてはイマイチで、四駆としてはスパルタンさに欠ける内装。
シャーシが異常に重いので、かなり重心が高くなってしまう。
リアサスの取り付け位置を見直してくれていたら、前後リーフ車でもかなりの走破性が確保出来ただけに残念。
絶望的なギア比の高さ。
(改善は比較的安く出来るが)
これでもし、サファリY60やハチマルの前後コイルリジットの足回りだったら・・・と思わずにいられない。
クロカン向きとは言えないボディだが、それでも素人でも交換可能なフロントボディ、前に倒すことが可能なフロントウインドなどが存在していたほぼ最後のモデル。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.7 | 4.3 | 3.2 | 3.5 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
3.6 | 3.2 | 3.5 |
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