全体の魅力は高いが、DASの現状は未完の状態

- ユーザー
- 森野 恭行
- 所有形態
- 利用シーン
- 買物
- オススメ
- ファミリーシニア走り好き
- 特徴
- 加速静粛性カッコいい
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- 外観のデザイン・ボディカラー
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5.0
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- 内装・インテリアデザイン・質感
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4.0
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- 走行性能
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4.0
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- 燃費・経済性
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4.0
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- 乗り心地
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4.0
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- 装備
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4.0
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- 価格
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3.0
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- 満足度
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4.0
森野 恭行の評価・レビュー
【総合評価】 海外名はインフィニティQ50。このV37型がデビューしたのを機に、旧G37(V36型)がQ40と名称変更したことからもわかるように、新型の車格感は確実にアップしている。より精悍になったルックスや、高級感を高めたインテリアも目を引く。 技術的なトピックは、まずはフーガ用を改良して搭載したハイブリッドの新設定。パワフルな3.5L・V6と、日産独自の1モーター・2クラッチのハイブリッドメカをドッキングしている。システム出力364馬力の高性能を実現し、JC08モード18.4?/Lの優秀な燃費値も達成したのだから、さすがはハイブリッドと言っていい。 で、より以上の注目を集めるのはDAS(ダイレクト・アダプティブ・ステアリング)。これは、量産車世界初のステアリング・バイ・ワイヤー機構で、さまざまなメリットを謳っている。 【良い点】 もっともわかりやすいのは、V6ハイブリッドメカが生み出す圧倒的なまでの加速力。フルスロットルにしたときのGフォースと速度の高まりは、「量産ハイブリッド世界最速」のフレーズを納得させるものだ。V6エンジンが伝える中高回転域のフィールは少し荒々しいが、それを含めてエキサイティングな走りを楽しませてくれる。 そして話題のDAS。キックバックやワンダリングを排除して、凹凸やわだちのある路面でも高い安定性と安心感あるをもたらしてくれる点は、高く評価することができる。高速域の安定感と、低速での扱いやすさを高度に両立させた点も、最新鋭のステアリングらしいところだ。 【悪い点】 まずはDASの違和感。ターンインは見事なほど鋭く、コーナリング限界もすこぶる高いのだが、クルマと1つになることはできない。ステアリングから伝わるインフォメーションが不足、もしくは自然でなく、可変ギヤ比ゆえに動きのリニアさにも難があるのが、違和感の原因だ。大いに将来性のあるメカだけに、今後の進化・熟成に期待する。その中には、日産が十八番としていたリヤステアの導入も含まれる。 で、もう1つ気になるのは乗り心地。新型スカイラインのタイヤはランフラットで、タイプSPは19インチを標準装着するが、やはり低速では「あたりが硬い」と感じる。よくできた電制可変ダンパーがあれば、たぶんバランス点を高められるはず。
(投稿日:2014年11月30日)
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