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【総合評価】
個性的なスタイルと高い実用性を武器に、高いブランド力を維持してきたのがパンダ。そんなパンダのDNAは、現行の3代目にもきちんと継承されている。ベースはフィアット500と共通だが、背高のスクエアフォルムを採用するパンダは、キャビンの開放感と荷室の使い勝手に優れるのが魅力だ。
【良い点】
パンダの心臓は、500ツインエアでおなじみの2気筒875ccターボ。これに、シングルクラッチ式オートメーテッドMTのデュアロジックを組み合わせるのだから、走りのテイストはとてもユニークだ。「トコトコトコ」という2気筒独特の回転フィールとサウンドは、どことなく懐かしさを感じさせるもので、基本的にはのんびりとしたドライブが似合うクルマだ。
しかし、右足にグッと力を込めれば……ターボの過給が効いて、十二分なトルクとパワーを生み出してくれる。いざとなれば、高速の追い越し車線をキープし、ワインディングをいいペースで駆け抜けることも可能だ。癒し系のルックスから抱くイメージとは違い、サスもしっかりとしたしつけだから、そんなシーンでも不安を感じさせない。ホイールベースが短めなことを考えれば、乗り心地の快適度も上々と表現できる。
【悪い点】
天井が高いため開放感は○だが、後席ニースペースやラゲッジ長の余裕は少ない。全長3.7mを切るスモールカーに、過度の期待をしてはいけない。また、かつてよりはシフトがずっと上手くなったとはいえ、デュアロジックの自動シフトにはクセがあることも知っておこう。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.5 | 3.3 | 3.5 | 3.2 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
3.8 | 3.8 | 3.2 |
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