マツダ MX−6 【絶版車ならではの孤高の存在】のレビューをご紹介

マツダ MX−6[1994年06月]

投稿者評価

平均

絶版車ならではの孤高の存在 投稿日:2013年05月06日※レビューの内容は投稿時のデータです。

star star star star star 3.9

【総合評価】
マイナー車というものはいくつも存在するが、MX-6という車もその中の一つだ。ほとんどの人から「この車どこのですか?」「外車?」「MX-6?知らない。」という答えが返ってくる。よほどの車好き、マツダ車好きですら、「え?あぁ〜あれか。」という反応。それくらいマイナーだ。
だが、それはこの車の絶対的な評価にはならない。海外では高い評価を得ており、何故日本で受けなかったのかが分からない。しかしそれが逆にこの車の魅力となっていることも確かだ。
他人がまず乗っていないマイナー車ならではの独特な所有感というか、満足感は何ものにも代えがたい孤高の存在と言えるだろう。

【良い点】
まず目を引くのがその独特のスタイリングだ。曲面を多用し、まるで猫科の動物のようなデザインは、登場以来20年を経た現在でも十分通用する。
他のライバル車の殆どが直列4気筒エンジンを搭載するのに対し、このMX-6ではV6エンジンを採用している。静粛性に優れ、品の良いフィーリングだ。加速も鋭く、高速道路をクルージングするには申し分ない性能と言える。
また、このタイプの車としてはラゲッジスペースが格段に大きく、大きめの旅行鞄、トランクなどを難なく積み込むことが出来る。普段使いとしても使いやすい。
2ドアクーペだが、後席は他の同時期の同クラスクーペ、例えばホンダプレリュード、日産シルビア、トヨタカレン、セリカなどと比べてとても広く乗降もしやすい。

【悪い点】
残念なのは、室内装備があまりにも貧弱なこと。カップホルダーがない上に、内装のデザインにこだわり曲面を多用しすぎたせいか、後付けのカップホルダーをつける場所もない。またオーディオを後付けするにしても、2DINタイプのカーオーディオやナビゲーションシステムは入らず、1DIN x2という変則的な組み合わせを強いられる。それから、プラスティックが多用されているせいか内装が全体的に安っぽいところもある。

  • 外観5.0
  • 乗り心地4.0
  • 走行性能4.0
  • 燃費・経済性4.0
  • 価格4.0
  • 内装3.0
  • 装備3.0
利用シーン
買物 趣味 ドライブ
オススメ
若者 男性向け 走り好き
特徴
広い 荷室 燃費 安全装備 加速 静粛性 安定性 カッコいい

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tak-y

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MX−6

総合評価

4.0
(6件) (「普通=3.0」が評価時の基準です)
外観のデザイン・ボディカラー 走行性能 乗り心地 価格
4.8 4.2 4.0 3.8
内装・インテリアデザイン・質感 燃費・経済性 装備
3.8 3.3 3.7

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